KAWECO(カヴェコ)スカイラインスポーツの使用レビュー
万年筆を買った理由

文房具は毎日使うとても身近なものなので、癒されたり、ちょっと元気をもらえるようなお気に入りをそろえたい!
文房具が好きな私ですが、これまで万年筆にはこんなイメージをもっていました。
- 「渋い年配の方が使うもの」
- 「重くて持ち運ぶにはちょっと不便」
- 「インクが漏れたら大変そう」
ところが、たまたま目にした雑誌の記事で、高級品から学生向けのライトに使えるリーズナブルなものまで、万年筆のバリエーションは幅広いことを知りました。
素敵なデザインのものもいっぱい!
- 「濃淡のあるオリジナリティのある文字とか何だかいいんじゃない?」
- 「使い捨てのペンにはない味が出そうじゃない?」
- 「お気に入りを持ち歩けたら気分が上がりそうじゃない?」
そう思い始めたら、もう万年筆を使ってみたくて仕方ない状態に・・・。
私の買いたい万年筆の条件はこの3つ。
- 持っていて心地よいデザイン、カラーであること
- 書き味がよいもの
- 高額でないこと
やはり持っていて気分がよいものであることは必須。筆記具なので書きやすいことも大事です。そして、これまで万年筆を使ったことがないので、高額品でのデビューには少し勇気が要ったため、コスパ重視で探すことにしました。
この条件を全て満たしてくれたのが、ドイツ発祥の
KAWECOカヴェコスカイラインスポーツ

実際に使ってみた感想をまとめます!
KAWECO(カヴェコ)とは?
1883年、ドイツの都市ハイデルブルグで創業。「Kaweco Sport(カヴェコ・スポーツ)」は、1972年に開催されたミュンヘン・オリンピックの公式ペンに認定されました。

130年以上前に創業されているんですね!
オリンピックに公式ペンがあったことも初めて知りました。
1976年には経営破綻してしまいますが、グットバレット社が、1994年にKAWECOカヴェコの商標権を獲得し、1995年には「Kaweco Sport(カヴェコ・スポーツ)」の復刻版を発表しました。
130余年の歴史を経て、遠く離れた日本に住む自分の手元にも、KAWECOカヴェコの万年筆が届いたわけですね。
130余年の歴史を経て、遠く離れた日本に住む自分の手元にも、KAWECOカヴェコの万年筆が届いたわけですね。
デザインとサイズ
購入価格は3,000円(税抜)。
カラーは、ブラック、グレー、ホワイト、フォックス(オレンジ系)、マキアート(ベージュ系)、ミント(グリーン系)がありました。
私が選んだカラーは、ミント。
この薄く柔らかいミントグリーンが、主張しすぎず目にもやさしくちょうど心地よい。このカラーはかなりのお気に入りポイントです。

この八角形のようなカクカクとしたキャップのデザインがかわいい。机の上に置いても転がらないので安定感があっていいです。
クルクルと回してキャップを着脱。使うたびにクルクルと回す必要があるので、それを手間に感じる人もいるかもしれません。
サイズは、キャップをした状態だと 105mm 、筆記時は 130mm 、直径 13mm
材質はプラスチックなので、重厚感には欠けますが何といっても 11g と軽いです。
書き心地
リーズナブルなので、少し不安もあったのですが・・・実際、書き心地はいいです。インクを何度か交換していますが、よい書き心地が持続しています。

ペン先はスチールで、インクは両用式(ヨーロッパタイプのミニカートリッジか専用のコンバーター)。私はミニカートリッジを使用しています。
これが万年筆デビューで、他を使ったことがないのでわからないのですが、ミニカートリッジタイプなので、インクがなくなるのが早いと思う方もいるのかも。
購入の際の注意点
購入の際の注意点ですが、クリップは別売 です。

特にクリップは必要ないという方は、なくても全く問題はありません。
私は、万年筆をノートやネームホルダーのストラップにはさんで使うことが多いので、普段はこのような形でクリップを装着して使用しています。


このクリップは、本体とは別に購入する必要があります。お使いになる方は、いくつか種類があるので、お気に入りのクリップを探してみて下さい。

カヴェコ クリップN
まとめ:こんな人にオススメ
今回は、KAWECO(カヴェコ)スカイラインスポーツについてお話をしました。
こちらは、こんな人におすすめです。
- 万年筆デビューをしたいが、どの商品を選んだらよいか迷っている方
- コスパのよい万年筆を探している方
- 軽量でコンパクトな万年筆がほしい方
- スタイリッシュなデザイン、きれいな色味がお好みの方
素敵な文房具との出会いや、癒しやいたわるにつながりますように。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。